チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

まさにこれが生まれて初めて好きになった音楽で、
子供の頃家にあったLPは、A面がこれで、B面が
確かラフマニノフのピアノ協奏曲2番でした。

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ピアニストはヴァン・クライバーン。
この方は激しくダイナミックな演奏をするアメリカ人で
その後身を持ち崩し第一線から退いた後、何年か前復帰
したらしいです。
復帰は、記憶違いかも知れませんが、フォスターだった
ような気がします。

今思えば、彼の演奏はピアノの音に多彩さがなく、深みが
無かったかも知れません。
でも、これほど印象的な演奏もなく、暫くは他の演奏は
受け付けなかったほど強烈でした。
それ故、近年懐かしさからCDを購入してしまいました。

これは彼が1958年の第一回チャイコフスキーコンクール
で優勝した直後の録音だと思います。

A チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン交響楽団 指揮:キリル・コンドラシン

B ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
  シカゴ交響楽団 指揮:フリッツ・ライナー

彼が優勝したチャイコフスキーコンクールは、1958年から
モスクワで4年おきに開催されている権威有るコンクールで
ピアノ部門だけでなく、ヴァイオリン、チェロ、声楽部門も
あるようです。
2002年には、日本人の上原彩子さんがピアノ部門で優勝して
います。ヴァイオリン部門では、諏訪内晶子さんなど、多く
の演奏家が優勝・入賞しています。

クライバーンが優勝した時というのは、米ソ冷戦時代の
まっただ中で、第一回の優勝をアメリカ人にさらわれた
開催国ソ連の悔しさは相当なものだったのでしょう。

権威を取り戻すために、第二回コンクールにソ連側は
刺客を送り込みます。

「絶対に優勝しなければならない」

そんなプレッシャーを背負って送り込まれたピアニスト。
それこそが今や世界中で知らない人はいない
ウラディーミル・アシュケナージです。

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