ピアノ協奏曲1番
ショパンのピアノ協奏曲は2曲あります。
不思議なのは、後から作られたホ短調の方が1番、
先に作られたヘ短調が2番になっています。
どうやら、出版された順序でそうなったようです。
スポンサードリンク
ピアノ協奏曲第2番は、初恋の女性への思いを込めて
作曲されたと言われているもので、人気の1番とは
また違った美しさで素晴らしい曲と言えます。
人気のピアノ協奏曲1番は、兎に角華やかで煌めく
という表現がぴったりな、ショパンらしい楽曲ですが、
一般的に管弦楽法に造詣が深くないと言われていて
ピアノ協奏曲としての評価はいまいちのようです。
ピアノの詩人と言われたショパンも、協奏曲となると
大分苦労したようです。
それでも、この2曲は楽曲として素晴らしく、多くの
人々を惹きつけて止みません。
しかし、どう言うわけか人気の1番を、アシュケナージは
最近になるまで録音していないんです。アシュケナージの
指揮で、若手ピアニストによる録音はいくつかあるのですが
本人の演奏は最近までなく、ショパン全曲を録音している
のに何故...と、アシュケナージファンは訝っておりました。
1997年に、ファン待望のCDが発売されました。
アシュケナージ自身の演奏による弾き振りです。
弾き振りとは、ピアノを弾きながら指揮もするってこと
です。ソリストが指揮者を兼ねることもあるんです。
しかし、正直な感想を言えば「えっ、こんなにあっさり
弾いちゃって良いの?」でした。時々アシュケナージは
そんな演奏をするんです。テンポが異常に早いと感じる
演奏が多々あり、そんな時はちょっとがっかりします。
ピアノ協奏曲1番に関しては、アシュケナージの弾き振り
よりも、アシュケナージ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団
で、ピアニストはエルダー・ネボルシン版が好きです。
Amazonのサイトはこちら↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA/dp/B00005FKMT
(が、どうも廃盤っぽいですねぇ。)
ネボルシンはアシュケナージによく似た演奏スタイルなので、
アシュケナージにしてみたら、このCDで充分満足したのでは
ないでしょうか。自身の弾き振りは、きっとファンサービス。
そんな気がしています。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
- まさにこれが生まれて初めて好きになった音楽で、 子供の頃家にあったLPは、A面が......
- 栄光のショパン・コンクール1
- 1955年のショパンコンクールでのライブ演奏がCD になっているので、第二位に甘......
- テレビドラマで演奏されたピアノ曲
- シューベルトのピアノソナタ16番を知ってますか? 何を隠そうこの曲は、私は全然知......
- テレビドラマの中のピアノ曲2
- のだめ...が出てきたついでと言ってはなんですが、 のだめがコンクールで弾いたの......
- ショパン 24のプレリュード
- 初めて聴いたクラシックの生演奏は、アシュケナージの 演奏によるショパンの24の前......
- 舟歌
- 高校一年生の秋にアシュケナージの生演奏を聴いて以来 ショパンが大好きになったので......
- 別れの曲?アシュケナージ・ショパン名曲集
- アシュケナージのショパンに魅入られた私が、最初に 購入したのは、24の練習曲のL......
