バービ・ヤール 第一楽章の補足
12月7日の記事の独唱で、ドレフュスという人物の名前が
出てきますが、これは19世紀末から20世紀のはじめの
フランスの大事件の主人公で、ユダヤ系フランス砲兵仕官
でした。王党派の陰謀でスパイ容疑で終身刑に処せられ
ましたが、数年後の再審で釈放されています。
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戦中・戦後の日本も、密告により不条理にも捕らえられ
実刑判決を受けた人も多かったようですが、たとえ嘘でも
密告されたら例え嘘でも逃げられません。疑わしきは罰せず
...は通用しなかったのでしょう。
もう一つ、ベロストークの少年になったよう...という
フレーズがあります。
このベロストークというのはポーランド北東部の産業都市で、
白ロシア(ベラルーシ)の近くだそうな。第一次世界大戦後の
ポーランドの独立まではロシアの帝国領でした。1905年10月
の10日間にロシア帝国の660の町村で、数万のユダヤ人、
ポーランド人、その他の少数民族がロシア人による集団暴行
で殺傷されたという事件がありました。
次いで12月8日の記事から、ロシア民族同盟についてですが、
1905年から1917年まで、ロシア帝国政府によって組織された
反動集団だそうです。黒百人組という別称があったそうで、
Wikiで検索すると次のような説明がありました。
『彼らの標語は「専制・正統・国民性」であり、皇帝と正教会
と母国への愛着を示している。直接の政治目的は、反ユダヤ・
アジテーションを展開してロシアの自由化を阻止することで
ある。1906年にロシア最初の国会であるドゥーマが開設され
ると、数限りないパンフレットを発行して選挙を妨害し、
ドゥーマがユダヤ人の意のままになる道具であるとしてその
権威を失墜させようとした。』
つまり、ユダヤ人(アシュケナージユダヤ人である)は、恐れられ
ていたんですね。
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